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Messages

D1 岸野 廉 

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は、多彩なDNA組換えを引き起こす「IS-Excision Enhancer(IEE)」というタンパク質について、研究しています。IEEの生化学的活性を解析することで、実際に見えている現象の反応機構を解明しようとしています。特に、IEEの見つかった経緯である「ISの切り出し」がどのようにして達成されているのかを調べています。IEEを研究する面白さは、ひとつのタンパク質が全く異なるように見える複数の現象を引き起こしていて、そのメカニズムが未知であるところだと思います。また、DNA組換え技術に応用することを考えながら取り組めるところも気に入っています。

普段研究する上で気を付けているのは、実験に失敗したとき、一度落ち込んで受け入れること、その後すぐに改善策を考えて実行することです。加えて、実験は個人プレーであって、研究はチームプレーであることも意識しています。また、自分の研究が将来どんなことに役立ちそうかをイメージすることも大事だと思います。その中で過ごすことで、適当な実験を計画、遂行していくための論理的思考力、自分の研究に関連した論文やアイデアを探すための情報収集能力、論文を読むときの批判的思考力、新しい試薬や機器を先生に買ってもらうときや研究発表をするときのプレゼン力、論文を書くときの文章力などが鍛えられていると思います。

私は3年次の特別演習から関根研に居ますが、DNA組換えやゲノム進化に興味があったこと、研究室の雰囲気が自分に合っていそうだと思ったことが研究室選びの基準になりました。研究は決して楽なものではないですが、とても楽しいと感じられる瞬間があるものだと思っています。関根研では、自分の力で未知に挑戦する難しさ、面白さを体験できると思います。自らの興味に従って研究室を選び、関根研に来てくれたらうれしいです。

M2 杉本 亮太

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は病原性大腸菌O157株から関根研の解析により発見されたEsr74ファミリーというnon-coding RNA(ncRNA)についての機能解析をしています。このRNAは非病原性大腸菌には存在せず、O157株の病原性の発現と何らかの関係があると期待されている点がおもしろいと思います。私は関根先生の「分子生物学2」の授業でncRNAを知り、関根研でその解析を行なっていることからこの研究室に行こうと決意しました。同時に関根先生の献身的な教え方や人柄も研究室を選ぶ上でとても大切にしました。研究では見切り発車で実験をせず、しっかりと調べて、わからないところは先生や先輩に聞いてから実験を行うように気を付けています。また、1週間の予定を立て、日々の実験を計画的に行うようにしています。研究をしていく中で失敗はつきものです。4年生のときは特にうまくいかないことが多くありました。しかし、その中で失敗しても諦めないで試行錯誤し、成功を目指す粘り強さを得ることができました。最後に、関根研は研究もイベントも非常に楽しく、活発なラボです! 有意義なラボ生活を送りたい方はぜひ関根研に来て、一緒に研究生活を楽しみましょう!

M2 武藤 駿太郎

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原性大腸菌O157株が持つIEEタンパク質によって環状の外来DNAが丸ごと染色体に取り込まれる融合反応について研究を行っています。数塩基の挿入であれば頻繁に起きていますが、IEEによる融合反応では数kbpもの巨大なDNA分子が挿入されるということが新しく、バクテリアの大規模な進化ともいえるところがこの研究の面白いところだと思います。関根研に決めた理由は研究室訪問の際に、研究室の雰囲気や先生・先輩の人柄が良かったことに加え、研究もしっかり行えると感じたからです。またどのテーマもとてもおもしろく興味をそそられたことも理由の1つです。研究をすすめる中で自分一人では解決できない問題に直面することが度々あります。そのときは周りの人とディスカッションをするようにしています。相手が自分の実験にあまり詳しくなくても、説明し、議論をしているうちに解決策を思いついたり、意外なところからよいアイデアが飛び出したりします。日々の研究では計画を立てて、実験をすることの繰り返しです。このような計画力は社会に出てからも役立ちそうですね。あと、忍耐力はかなりついたと思います。関根研は面白い人ばかりなので、ぜひ遊びに来てください!

M2 田中 健太 

​In Preparation

緑体リボソーム結合タンパク質PSRP1の機能及び構造の両面に着目した解析を行っています。タンパク質合成を担うリボソームは細胞において不可欠であり、それをストレス下で保護する役割を持つPSRP1も生理学的に重要なファクターであると考えられる点がこの研究の意義深いところだと思います。私が関根研を選んだ理由は学生実験でTAをしていた関根研の先輩たちのレベルが極めて高く、「自分もこうなりたい」と感じたためです。また、先生に対し、気兼ねなく質問や相談ができるという心理的安全性を感じたことも関根研を選ぶ上で決め手となりました。研究をする上では研究のストーリーを意識することに気をつけています。自分が今取り組んでいる実験が研究のどの位置を占め、如何なる意義があるのかを常に意識するようにしています。そのために先行研究の論文をできる限り読むことと、先生とdiscussionを重ねることを大切にしています。気づいたら2〜3時間discussしているということもよくあり、親身になってくれるところも関根研の大きな魅力の1つであると思います。そのような活動の中で、論理的に考える力や自分の考えをまとめて人に伝える力が養われていると感じています。関根研は研究に対し熱心な人が多いです。研究に打ち込み成長を望む人には最適なラボだと思います。

M1寺島 楽 

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物ではタンパク質だけでなく、RNAが遺伝子発現調節の一端を担っています。私は大腸菌を用いて、そのようなRNA(機能性小分子RNA)の新たな機能を明らかにする研究を行なっています。RNAには遺伝子発現調節をはじめとした未だ解明されていない多くの機能があるということが期待されており、そこに無限大の可能性があることがこの研究のおもしろさであると感じています。関根研は先生の人柄がよいことに加え、その先生のもとで先輩たちが築き上げてきた研究室の雰囲気がとてもいいところが魅力です。研究をするうえでは、皆に理解してもらうことを大切にしています。理解してもらえればいろんな人からさまざまな意見が得られ、結果的に自分自身の成長にもつながると考えています。また、研究生活では継続していく力や集中力、論理的な思考力などが鍛えられます。それだけではなく、計画性や人と相談する協調性、相手の立場になって発表する力など、社会に出てからも役立つスキルを多く身につけられます。これまで研究されているテーマは誰かがおもしろいと感じたものなので、どのような研究をするにしても自分で考えていくとおもしろいと感じる部分が必ずあると思います!

​M1 菅野 妃那

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は葉緑体リボソームに結合するタンパク質(PSRP1)の細胞内での局在をヒメツリガネゴケという植物を用いて解析しています。関根研の解析で植物に特定のストレスを与えるとPSRP1が葉緑体の外に排出されることが確認されました。本来葉緑体で働くタンパク質がストレス下で葉緑体の外に移行するという現象はこれまでほとんど報告がなく、非常に興味深い現象であり、そこからさまざまなモデルが想定されることがPSRP1研究のおもしろい点であると感じています。関根研には多様な研究テーマがあり、自分が取り組んでいるテーマ以外からも幅広い視点が得られ、自分の知識の幅を広げられると感じています。PSRP1の局在解析は今までの関根研の研究で触れてこなかった領域において疑問が生じることが多くあります。その際は先行研究をよく調べて、先生とディスカッションしてから実験を行うことを大切にしています。そのようなことを繰り返していく中で、疑問を解決するために自ら考えて行動する力が身につけられたと思います。実験は大変なことも多くありますが、その分やりがいがあり、良い結果が得られたときは嬉しいです。関根研に入ったら、楽しく一緒に実験しましょう!

​M1 佐倉 沙耶香

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ノム上のDNA繰り返し配列がIEEというタンパク質によって欠失するという現象について大腸菌を用いた研究を行っています。バクテリアにおいて繰り返し配列だけがきれいに欠失するという反応はこれまで確認されておらず、IEE特有のものであると考えられます。しかし、欠失する仕組みやその意義はまだ明らかになっていません。事実は確実に存在する状況下で、その理解を試みる過程がおもしろいと感じています。関根研を選んだ理由は、研究室見学をした際のラボの雰囲気が良かったことや、先生との話しやすさ、自分のペースで動ける環境といった印象が積み重なり、最後は直感で選びました。今では、当時の自分の直感に従ってよかったと思っています。研究を進めていく上では、実験操作に「慣れすぎない」ように気をつけています。また、実験に関する理解を蓄積するために、少しずつ自分で調べたり、人に聞いたりするようにしています。日々の研究では、知りたいこと→その調べ方(実験方法)→結果・考察→フィードバック・改善という流れが日常になります。研究生活では、このような社会に出てからも必要になる問題解決能力を身につけられると感じています。「わからない」におもしろさを感じられる人はきっと関根研で心地よいラボ生活を送れると思います。まずは一度、関根研のドアをノックするところからはじめてみませんか?

​B4 富田 柚香 

​In Preparation

ランスポゾン(動く遺伝子)がゲノム上から消滅する「切り出し」に関わるタンパク質であるIEEについての解析をしています。IEEには切り出しのほかに様々な機能があることが関根研の解析により明らかになり、私はその中でも「IEEによる大腸菌の生菌数低下」という現象について研究をしています。具体的にはIEEが「生育ステージのどの段階で働くのか」や「IEEによる生菌数低下を回避する変異株はどのような変異をもつのか」といった観点でこのメカニズムについて調べています。IEEには多様な働きがある一方でそれらの機能に関して未知な部分が多く、「生菌数低下」に関してもIEEがどのように関わっているのかまだわかっていません。しかし、だからこそさまざまなメカニズムが仮定でき、想像が膨み、そこにこの研究のおもしろさがあると思います。関根研を選んだ理由は関根先生の「分子生物学2」の授業を受けて、転写・翻訳のメカニズムに興味を持ち、それに関わる研究をしたいと考えたためです。研究をする上では、1つ1つの実験操作にどのような意味があるのかを考えながら実験することと、分かりづらいところは図や言葉で表し、整理することを意識しています。研究活動は考えたり、まとめて発表したりということが多く、その活動の中で論理的に考える力や考えていることを相手に伝える力が身につけられると感じています。私は特演生として関根研に入りました。3年生が2人しかおらず、初めのうちは心細く、不安でした。しかし、先生や先輩方が優しく、とても素敵な方々であり、研究室の雰囲気がよいので今は居心地よく研究を行うことができています。関根研でお待ちしています!

B4 名合 美憂

​In Preparation

は「PSRP1」と「Esr74ファミリー(ncRNA)」の2つのテーマで研究を行っています。PSRP1は本来葉緑体で機能するタンパク質ですが、ある条件下で葉緑体外に出て、細胞質に移行することが明らかになっています。私はその局在の割合が培地の条件やストレスの種類によって変化するかどうかに着目した研究を行っています。また、細胞質に出たPSRP1はしばらくすると再度葉緑体に再局在する現象が認められており、この点は非常に興味深く、今後はそこにどのような機構があるのかを突き止めたいと思っています。

Esr74ファミリーはORF Xという遺伝子の転写調節に働いている可能性が示唆されており、普段は発現が抑制されているORF Xがどのような条件下で発現が上がり、そのときに何が起こっているのかを調べるべくさまざまな角度から研究を行っています。

私はまだ知られていないことがあると面白いと感じます。関根研で扱っているテーマはまだわかっていない現象が多いと思い、関根研に行こうと決めました。実験をする上では、得られたデータが信頼に足るものでないと意味がないので、できるだけ丁寧に実験をするように心掛けています。各操作にどのような意味があり、なぜそれをするのかを理解することを大切にしています。日々の研究では筋道立てて説明する力や、因果関係を理解する力が身に付けられると思います。また、相手の話を聞きながら学びになる機会が非常に多く、何を得られるかを考えながら話を聞くことは社会に出てからも大いに役立つと感じています。私は特演生として3年生で研究室に所属しました。授業と実験の両立は大変なことも多いですが、早い段階で研究室に身を置けたことはとても大きな学びとなっています。学ぶことはとても楽しいです! ともに学び、研究し、情報を共有して新しい見方・考え方を一緒に身につけましょう!

B4 山崎 のどか

​In Preparation

B4 永井 千晶

​In Preparation

B4 渡部 剛士

​In Preparation

B3 岡田 陽菜

​In Preparation

B3 木村 彩乃

​In Preparation

原性大腸菌O157株に存在するEsr74ファミリーというnon-coding RNA (ncRNA)について機能解析を行っています。タンパク質まで翻訳されることのないEsr74ファミリーがO157株の病原性に影響する可能性が示唆されており、その点がとても面白いと思います。関根研を選んだ理由は2年生の時にncRNAの存在を知って興味を持ち、関根研でその研究を行なっていたためです。さらに、オンライン授業という環境下でも関根先生が熱心に授業を行なっている姿や学生実験でTAをされていた関根研の先輩方がとても丁寧に教えてくださったことも印象的で、関根研に決めました。実験をしていく中でただプロトコール通りに進めて失敗をしてしまったことがあり、そのときから1つ1つの作業に対して原理や意味を考えて臨むことを大切にしています。また、仮説⇒実験⇒結果・考察⇒それを受けてまた新たな仮説を立てる、という論理的な流れを研究を進めていく中で意識するようにしています。研究を通して、論理的に考える力や考えていることをまとめて人に伝える力などが身につくと思いますが、私はまだまだなので願望です。笑 関根研は先生や先輩方が研究面だけでなく、人としても尊敬できるところばかりで、日々刺激を受けています! そのような環境に身を置ける機会はなかなかないと思います!

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